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多職種連携の重要性と課題

多職種連携の重要性と課題

日本は2055年には65歳以上の高齢者が人口の40%に近づくと言われている、超高齢化社会です。また医療費削減のため、政府は全国の病院のベッド数の削減を進めています。こうした変化の中で、地域のクリニックが患者様のご自宅に伺い、診療を行う訪問診療を始め、訪問看護や訪問介護など訪問医療の必要性は今後高まっていくと思われます

訪問医療の質を高めるために必要になるのが、多職種連携です。医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・ケアマネージャー・介護福祉士・歯科衛生士など、医療や介護に携わる専門職が互いに連携し、情報交換を行い、1人の患者様に向き合うことで、高い質の医療・介護サービスが実現できると期待されています。

しかし多職種連携には課題がつきまといます。それはスムーズな連携体制の構築と、密なコミュニケーションを可能にする環境作りです。

各専門職は訪問診療以外の業務にも携わっていたり、複数の訪問先を抱えていたりするため、お一人おひとりの患者様についての情報共有や診療方針の擦り合わせなどが不十分になる場合もないわけではありません。また、外部の組織のスタッフ同士となると密にコミュニケーションをとるタイミングも少なく、理想的なコミュニケーションを実現するためには、まだまだ試行錯誤が必要だというのが現状です。

当クリニックの関連施設

中野区東中野にある中野ひだまりクリニックでは、2007年から訪問診療に取り組んできた経験を活かし、外部の事業者様とのスムーズな連携・密なコミュニケーションを追求しています。

しかしそれだけではなく、患者様にとっての介護や福祉のハードルを下げるとともに、より質の高い医療・介護を実現するため、自分たちでも介護・福祉の窓口を設けています。それが訪問介護事業所「ヘルパーステーション ひだまり」と医療依存度高度者優先入居賃貸住宅「メディカルサポートハウス ひだまり」です。

ご利用をご希望の方や、興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

訪問介護事業所「ヘルパーステーション ひだまり」

中野ひだまりクリニックの患者様を中心に、要支援、要介護認定を受けておられる方に、ホームヘルパーを派遣して、訪問介護サービスを提供する施設です。具体的には身体介護(食事・排泄・入浴など)や生活援助(掃除、洗濯、調理など)といったサポートを行います。

医療依存度高度者優先入居賃貸住宅「メディカルサポートハウス ひだまり」

中野ひだまりクリニックは、医療依存度が高い方々に特化した関連施設「メディカルサポートハウス ひだまり」を運営しています。この施設はクリニックに隣接し、定期的な喀痰吸引、酸素療法、胃瘻や透析などの医療的ケアが、毎日の生活を送る上で不可欠な方々やそのご家族が、安心して過ごしていただけるよう設けた賃貸住宅となります。

「メディカルサポートハウス ひだまり」の特徴

「メディカルサポートハウス ひだまり」の大きな特徴として、監視カメラシステムによる常時の安全チェックが挙げられます。これにより、万が一の事態に迅速に対応することが可能となっています。また、当施設は「賃貸住宅」ですので、ご家族はいつでも訪問でき、宿泊することも可能です。

「メディカルサポートハウス ひだまり」では、入居者とご家族がスムーズに面会できる環境を整え、安心・信頼のサポートを提供しています。医療的ケアが必要な方々の日々の生活を全面的に支援し、家族の絆を大切にする施設を目指しています。

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